特定口座に絡んで多いのがこの質問。
そうなんです。特定口座の利益、または損失の計算が自分の記録とは違うというんですね。
 
このサイトを見てくださっている方は、かなり研究熱心な方です。
だから、私も力をいれて解説します。
しっかり理解して、ストレスフリーで投資信託長者を目指しましょう。
 
 
一例を挙げます。
すべて同じ銘柄(株であっても投信であってもそこは一緒です)の前提です。
 
(銘柄A)
4月1日に100株 1000円、買い付けました。
取得単価は1000円となります。
ただし、特定口座の計算には税金と手数料を考慮した金額、これを受け渡し金額というのですが、
こちらを使います。

手数料が1000円。税金が手数料の分8%で80円。つまり、100株×1000円+手数料1000円+手数料にかかる消費税80円の
101,080(円)となります。
 
 
同じ日に100株 1010円で買い付けました。→取得単価は1010円となります。
手数量が同額と仮定しますと、
手数料が1000円。税金が手数料の分8%で80円。つまり、100株×1010円+手数料1000円+手数料にかかる消費税80円の
102,080(円)となります。
 
 
特定口座は日ごとで単価を求めます。
そのため、101,080+102,080=203,160円÷200=1,015.8円、小数点以下は切り上げなので1016円となるのです。
 
 
4月2日に300株1030円で買い付けました。
手数料が3000円。消費税が240円とします。

4月2日だけの受け渡し単価は、簡単ですね。
100株×1,030円+手数料3,000円+手数料にかかる消費税240円=312,240円です。
 
 
さて、前日は200株かっていますね。そのときの受け渡し単価は1016円です。
この場合、取得単価の計算はどうなると思いますか?
 
 
正解は
100×1,016=101,600…(A)
300×1,030+3,240=312,240…(B)
(A+B)=413,840
413,840÷400=1034.6小数点以下切り上げで1035円となります。
 
ここで最も重要なポイントは日毎に平均単価を出します。
つまり、Aは4月1日。Bは4月2日です。

4月1日分は何株買っていようと、算出済みの平均取得を使います。
そして、追加分の4月2日分はその日の単価と株数で計算をします。
そのため、エクセルで計算をしていると明らかにおかしくなります。
少しづつ取得単価が上昇している局面であれば、
 
追加の単価計算は、前日までの受け渡し平均取得単価×最低売買単位で出します。
そこにあらたに取得した受けたし単価を合計して計算します。
 
そして、年間を通じて、銘柄ごとでの損益を計算します。
これ、ものすごく大事なポイントです。
 
「え。そうなんですか?気をつけるポイントありますか?」って聞かれます。
「特に無いです。」証券会社の計算ロジックは特にネット証券であればかなり正確です。
丸呑みしてよいと私は思います。